育毛に効果のある栄養成分
タンパク質
タンパク質は20種類のアミノ酸で構成されているのですが、そのうちの9種類が体内で合成されない必須アミノ酸と呼ばれます。
その必須アミノ酸のメチオニンが育毛に有効ですが、食事やサプリメントで摂取しない限り補充することが出来ません。
ビタミンB群
ビタミンB群とはB1、B2、B3(ナイアシン)、B5(パントテン酸)、B6、B12、葉酸などのことをいいます。
ビタミンB群は食事で摂ったタンパク質を体中で利用できる形にする作用がありますのでたんぱく質と一緒にとると効果的です。
また、脂性の方や頭皮が炎症している方は、皮脂の分泌を抑制し、皮膚の新陳代謝を促す作用があるビタミンB2とB6を多めに摂るようにしてください。
ビタミンE
ビタミンEには老化を予防する働きがあり、不足すると血行が悪くなったり、肌の老化や抜け毛などの諸症状を引き起こす原因となります。
育毛のための栄養素は血液から送り込まれますので、血行がとても大切です。
レバーや牛肉、豚肉、かつお、たらこ、アーモンド、バターなどの食品にビタミンEはたくさん含まれていますので、毎日の食事に取り入れていきましょう。
また、抗酸化作用を高めるビタミンCを一緒に摂るとより効果的にビタミンEが働きます。
イソフラボン
イソフラボンは大豆の胚芽に多く含まれる植物性ポリフェノールの一種。
イソフラボンは更年期障害、乳ガンや前立腺ガン、骨粗鬆症などの予防・軽減効果があるとされています。
また、悪玉コレステロールを排除する作用もあり、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの血管系の病気の防止にも役立つと考えられています。
イソフラボンが育毛に効果があると期待できる理由は、イソフラボンに含まれるファイトエストロゲンの働きのためです。ファイトエストロゲンは、男性型脱毛症の主たる原因と言われているテストステロンの分泌を抑制してくれます。
カプサイシン
カプサイシンは、唐辛子に含まれている辛味成分のことです。
カプサイシンは体内に入ると中枢神経を刺激し、副腎皮質からアドレナリンやノルアドレナリンの分泌を促進させ、新陳代謝を活性化し、体内の脂肪を燃焼させるため肥満の解消に効果があるとされています。
カプサイシンは体脂肪の分解を進めるためダイエット食品にも多用されています。 また、カプサイシンは同様の作用によって血行を促進させるため、肩こりや冷え性などにも効果があると言われています。
亜鉛
亜鉛は、毛髪の主成分であるケラチンの合成に必要な栄養成分です。不足するとケラチンの合成がうまくいかず、脱毛しやすくなってしまいます。
亜鉛は育毛に欠かせない栄養素ですが、過剰な摂取には注意してください。
通常の食生活で上限量を超える心配はありませんが、サプリメントで摂取する場合は注意が必要です。
(18~69歳の男性の場合、亜鉛の1日の推奨量は9mg(女性は7mg)、上限量は30mg)
ノコギリヤシ
薄毛や抜け毛の原因となる5-αリダクターゼ(男性ホルモンの一種)を抑制する作用があります。
多く服用したからといって、その分育毛の効果が得られる分けではありません。
ノコギリヤシの効果によってホルモンバランスが大きく崩れてしまい、思わぬ副作用を招く危険性がありますので、過剰摂取は禁物です。(1日の摂取量は、300mg)
女性の方で、育毛効果を期待してノコギリヤシを服用される場合、妊娠中・授乳中の方は、避けた方がよいでしょう。